EVMを採用しているプロジェクトにおける,ある時点のCPIが1.0を下回っていた場合の対処として,適切なものはどれか。
CPI<1.0はコスト超過。原因を究明し改善と監視を続ける
選択肢
- ア実コストが予算コストを下回っているので,CPIに基づいて完成時総コストを下方修正する。
- イ実コストをCPIで割った値を使って,完成時総コストを見積もり,予想値とする。
- ウ超過コストの原因を明確にし,CPIの改善策に取り組むとともに,CPIの値を監視する。
- エプロジェクトの完成時にはCPIが1.0となることを利用して,CPIが1.0となる完成時期を予測し,スケジュールを見直す。
正解と解説
正解:ウ 超過コストの原因を明確にし,CPIの改善策に取り組むとともに,CPIの値を監視する。
CPI(コスト効率指数)はEV÷ACで、1.0を下回るのは出来高に対して実コストが多くかかっている、すなわちコストが超過している状態である。この場合は原因を突き止めて改善策を講じ、その後もCPIを監視して効果を確かめるのが適切な対応となる。指標の悪化を計画側の数値合わせで処理してはならない。
選択肢ごとの解説
- アCPIが1.0未満は実コストが超過している状態であり、状況の読み取りが逆である。
- イ完成時総コストの予測はBAC÷CPIで求めるもので、実コストをCPIで割る式ではない。
- ウ正しい。原因を明確にして改善に取り組み、CPIを継続的に監視する。
- エCPIはコストの指標でありスケジュールを直接示さない。完成時に1.0へ戻る保証もない。
同じ分野の他の問題
- EVMを採用しているプロジェクトにおいて、ある時点のCPIが1.0を下回っていた場合の対処として、適切なものはどれか。2024年度 秋期 午前II 問8
- EVMで管理しているプロジェクトがある。図は、プロジェクトの開始日から完了予定日までの期間の半分が経過した時点での状況で…2024年度 秋期 午前II 問4
- ある組織では、プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェ…2023年度 秋期 午前II 問5
- EVMを使用してマネジメントをしているプロジェクトで、進捗に関する指標値は次のとおりであった。このプロジェクトに対する適…2022年度 秋期 午前II 問7
- プロジェクト期間の80%を経過した時点での出来高が全体の70%、発生したコストは8,500万円であった。完成時総予算は1…2020年度 10月試験 午前II 問5
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。