投資効果の評価に用いられる内部収益率法(IRR法)を説明したものはどれか。
選択肢
- ア現金の支出(投資額)と収入(利益額)のフローを現在価値に置き換えた金額の大小によって投資の有利性を評価する方法である。
- イ投下した資金がどれだけの期間で回収できるかによって投資の有利性を評価する方法である。
- ウ投資から回収される現金収入(利益額)の現在価値が投資額に等しくなるような割引率を求め、基準の割引率よりも大きければ有利と評価する方法である。
- エ投資によって生じる年々の平均現金流入額を投資額で割って投資利益率を算出し、投資利益率が高ければ有利と評価する方法である。
正解と解説
正解:ウ 投資から回収される現金収入(利益額)の現在価値が投資額に等しくなるような割引率を求め、基準の割引率よりも大きければ有利と評価する方法である。
内部収益率法(IRR法)は、投資から得られる将来キャッシュインフローの現在価値の合計が投資額と等しくなる割引率(正味現在価値がゼロになる割引率)を内部収益率として求め、それが資本コストなどの基準割引率を上回れば有利と判断する評価方法である。率で比較できるため規模の異なる案件も並べやすい。
選択肢ごとの解説
- ア支出と収入を現在価値に換算した金額の大小で評価するのは正味現在価値法(NPV法)である。
- イ投資額を何年で回収できるかで評価するのは回収期間法(ペイバック法)である。
- ウ正しい。現在価値が投資額と等しくなる割引率を求めて基準と比べるのがIRR法である。
- エ平均現金流入額を投資額で割って利益率を出すのは投資利益率法(会計的利益率法)である。
同じ分野の他の問題
- プロジェクト開始時点で150百万円の支出を行うIT投資プロジェクトにおいて、3年間の金銭的価値をDCF法で算定した場合、…2025年度 春期 午前II 問4
- スマートフォン向けのアプリケーションプログラムの開発プロジェクトa〜dにおいて、2年間の投資効果をNPVで評価する場合、…2023年度 春期 午前II 問4
- プロジェクト開始時点で150百万円の支出を行うIT投資プロジェクトにおいて、3年間の金銭的価値をDCF法で算定した場合、…2022年度 春期 午前II 問4
- 情報システムの導入と活用によって生み出されるキャッシュフローの現在価値を計算することによって、投資効果を評価したい。この…2021年度 春期 午前II 問2
- 投資効果を正味現在価値法で評価するとき,最も投資効果が大きい(又は損失が小さい)シナリオはどれか。ここで,期間は3年間,…2017年度 秋期 午前II 問8
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。