ほとんどのプログラムの大きさがページサイズの半分以下のシステムにおいて、ページサイズを半分にしたときに予想されるものはどれか。ここで、このシステムは主記憶が不足しがちで、多重度やスループットなどはシステム性能の限界で運用しているものとする。
ページを小さくすると内部断片化が減り主記憶を有効利用
選択肢
- アページサイズが小さくなるので、領域管理などのオーバヘッドが減少する。
- イページ内に余裕がなくなるので、ページ置換えによってシステム性能が低下する。
- ウページ内の無駄な空き領域が減少するので、主記憶不足が緩和される。
- エページフォールトの回数が増加するので、システム性能が低下する。
正解と解説
正解:ウ ページ内の無駄な空き領域が減少するので、主記憶不足が緩和される。
ページ方式では、プログラムの最後の半端な部分がページを埋めきらず、余りが使われないまま残る(内部断片化)。プログラムの大半がページサイズの半分以下という状況では、この無駄が特に大きい。ページサイズを半分にすれば1ページあたりの余りが減り、主記憶を有効に使えるようになるので、逼迫していた主記憶の不足が緩和される。
選択肢ごとの解説
- アページ数が増えるため、ページテーブルなど管理のオーバヘッドはむしろ増える。
- イ無駄が減って実質的な空きが増えるので、置換えが増えて性能が落ちるとはいえない。
- ウ正しい。内部断片化による無駄が減り、主記憶の不足が緩和される。
- エこの条件では利用可能な主記憶が実質増えるので、ページフォールトが増えるとは限らない。
この問題は2回出題されています
- 2016年度 春期 午前II 問8(このページ)
- 2019年度 春期 午前II 問9
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。